『魅力を引き出して伝える』esorabridge(エソラブリッジ)は『魅力を引き出して伝える』デザイン事務所です「デザイン事務所の仕事=オシャレでかっこいいビジュアルやプロダクトを作る仕事」といったイメージを持たれる方もいるのかな と思いますが、それはとても表面的な話だなと思います本質的には、そのものがもともと持っている『魅力』や『らしさ』を伝わる形にすることが私たちの仕事だと考えています例えば、美容室へ行って髪を切ってもらうときモデルさんの写真を見せてそれと同じ髪型にしてもらっても「ん?思ってたのと違うな?」となったこと、一度はあるんじゃないかなと思います本当に似合う髪型にしてもらうには、美容師さんがその人の骨格や髪の特性をよく観察し、その人の服装の好みや生活環境などを知る(捉える)必要がありますその上で、美容師さんの頭の中にある膨大な引き出しの中から最適なものを選ぶ力と、それを表現する技術が必要ですデザイン事務所の仕事もそれと同じです『魅力を引き出して伝える』これがesorabridgeが大切にしているデザインの本質です美術予備校が運営しているということesorabridge(エソラブリッジ)は、美術予備校『esora美術研究所』が運営しています私(齋藤)は、esorabridgeのデザイナーである傍ら、esora美術研究所デザイン科の主任講師をしています『美術予備校』というのは芸大美大受験で課される実技試験を対策するための予備校のことで、主に『デッサン』であったり、科によって『油画』や『水彩画』『平面構成』や『立体構成』などの対策をします(以下 デザイン科の対策課題 左上:デッサン 「手・ライム・カクテルグラス・ユーカリ」 右上:色彩構成「光をテーマに」 下:粘土立体「侵食をテーマに」)芸大美大受験を通して見られているのは、主に「観察力」「思考力」「表現力」ですデザイン科の入試では、年によってさまざまなテーマやモチーフが出題されますそのテーマやモチーフの持っている「らしさ」や「特徴」を観察した上で、魅力を引き出し、視覚的に伝える力が必要です正確に、またそのものらしい魅力的な形をとるには、対象を客観的に観察し、構造を読み取る力が必要ですまたテーマやモチーフの魅力を人に伝えるためには、伝わるための構成を考えなくてはなりません作品を見た人の視線が最初にどこへ向かうのか考え操作することや、全ての要素が作品に対して効果的で必要なものであること、単純でなく豊かさ(奥行き)を持たせること、見た人が直感的に美しい・心地よいと感じる比率や造形であること などですそして、最終的にはそれらを高いレベルで表現する技術と、客観的な判断力が必要です芸大美大の受験は、浪人も当たり前だと言われるほど、上位大学になると非常に熾烈な戦いになります「観察力」「思考力」「表現力」に加えて「運」も味方につけた人だけが合格していくような世界ですesorabridgeの価値日々生徒に対して厳しいレベルでデザインの本質を求めている自分が、お客様のご依頼に対して表面的に向き合うわけにはいきません美容師の例で言えば、モデルさんの写真を見せられたら、それを無思考にそのまま作るのではなく、骨格に似合わせながら叶える必要がありますし、場合によってはより似合うものを提案する必要があるかもしれません私たちはお客様のご依頼の軸を捉え、決して表面的ではない『魅力を引き出して伝える』デザインをしています